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2020年最後の月です:かにざえもん

スタッフのオススメ

2020年12月11日

ついこの間、寒暖の差が激しくて体調不良が心配、などと書いていたのに、あっという間に寒さがやってきてしまいました。12月に入って寒さも段々本格的になっていますね。こういう時は温かい部屋で、本を読んだりDVDを観るのが一番です。

さて情報館では、本館でも分館でもクリスマス展示をしています。そこは前回前々回のスタッフ日記に書かれてますので、かにざえもんは今回おすすめの本をご紹介いたします。

1冊目は『オイレ夫人の深夜画廊』斉藤洋さんの作品で、挿絵は森田みちよさんです。イェーデシュタットという街に、偶然主人公が立ち寄ります。そこで出会ったものは…。懐かしさや慕わしさなどに包まれお話です。長いお話ではありませんが、高学年向けかも知れません。もちろん大人も楽しめると思います。イェーデシュタットの街を舞台にした作品はほかにも『ドローセルマイアーの人形劇場』『アルフレートの時計台』と2冊あります。どちらもおすすめです。

2冊目は『Letters』たくさんの絵本を書かれている工藤ノリコさんの作品で、少し構成に凝った小さな絵本です。何度も繰り返し読んでほしい、隅々まで楽しめる本。詳しく説明できないのが残念です。これもどちらかといえば高学年向けでしょう。

それでは皆様、温かくして情報館にお越しください。お待ちしています。