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たいへんな三月です:かにざえもん

お知らせ

2020年3月26日

9年前にも増して、大変な状況になっている3月ですね。最近、かにざえもんは以前読んだエッセイをよく思い出します。被災地在住のエッセイストさんのお友達が、その中で「4月が来れば」と言うのです。4月が来れば、何か明るい兆しが見えるかもしれない。4月が来れば、何か気持ちも浮上するかもしれない。祈りの言葉のようでした。

さて、4月と言えば、新入園新入学、新生活開始の月ですね。

分館では新入園新入学の展示も始めました。2月末に本棚等の位置を変えたことに加え、年度末の本の入れ替えもこの長期休館の内に終えましたので、来館者の方々も少し驚かれるかも知れません。休館明け、来館者の方々に見ていただける事を楽しみにしています。

最後に本を紹介いたします。

まずは、長谷川義史さんの『おおにしせんせい』という絵本。

表紙のちょっと怖い顔をしているのが、おおにしせんせいです。さて、おおにしせんせいはどんな先生だったのでしょう。長谷川義史さんの実体験から生まれた絵本です。

その実体験を語っている本がありまして、こちらは『それいけ!長谷川義史くん』といいます。

帯には『初の自分語り本』とあるように、普通のインタビュー本とは一味違う本です。手に取っていただければ、とても嬉しいです。