一月は行ってしまう、二月は逃げてしまう、三月は去ってしまう。誰が言ったのか知りませんが、そんな言葉を何かの本で読んだ覚えがあります。年が明けて、あっという間に過ぎてしまう日々を表現したのでしょう。うまい事を言うものだな、と思ったものです。気がつけば年度末、お仕事をされている方は当然慌ただしく、学生の方々は入学進学と準備に慌ただしい。かにざえもんも何をしているわけでもないのに、何かわたわたして気忙しいです。
そんなわたわたしている気分の時にお勧めしたい本があります。
それは、かがくいひろしさんの絵本です。写真で紹介しているのは『みみかきめいじん』ですが、他にも『おむすびさんちのたうえのひ』とかいろいろありまして、すべてのんびりゆったりとした気持ちになれます。今回はともかくまったりとした気分になりたい、ということで『みみかきめいじん』を選びました。タイトルと絵を見てくだされば、どんな世界か感じられるのではないでしょうか。和むこと請け合い。
また、『絵本―作家73人の話』には、かがくいひろしさんの特集が組まれています。こちらもよろしかったら、是非どうぞ。